血圧コントロール

相互関連する生活習慣病の高血圧と脂質異常症と糖尿病

生活習慣病は生活習慣に原因があるとされる疾患の一群であり、その中でも高血圧、脂質異常症、糖尿病は互いに関連し合いながら動脈硬化を代表とする合併症を発症しやすいという特徴を持っているものです。いずれの疾患も初期症状がほとんど感じられることはなく、合併症を伴うまでは気づかずに過ごしてしまうことがよくあります。高血圧は血管の内圧が高い状態で維持されてしまう病態であり、それによって生じる自覚症状はあまりありません。しかし、血圧は血管だけでなく心臓や腎臓にも関連していることから、こういった臓器に負担をかけていくことになってしまいます。腎臓に負担がかかって腎機能が低下すると糖尿病のリスクが高まってしまうといったように、高血圧は糖尿病にも関連する要素をもっています。一方、脂質異常症と糖尿病はいずれもエネルギー摂取量が過剰になっている状態を維持することで発症してしまいやすいものであり、脂肪の摂り過ぎや炭水化物の摂り過ぎが共通項として存在しています。肥満を伴うことも多く
、肥満が原因で血圧が上昇するということもあるため、これらの3疾患は互いに密接に関わっていると言えるのです。高血圧は血圧検査、高脂血症や血液検査、糖尿病は血液検査や尿検査によって確認することが可能であり、定期的に人間ドックや健康診断などを受けることによって自分に異常がないかを確認していくことが大切です。早期に発見を行い、その疾患の治療とその他の疾患の予防とを行っていくことによって重篤な合併症を発症してしまわずに済むと期待できるからです。自覚症状を伴いにくいことから積極的に検査を受けていく考え方が必要になるのがこの3疾患の特徴となっています。